大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル
貿易をめぐって中国への圧力を強めるアメリカだが、トランプ大統領に近い共和党議員が北京を訪問し、きのう李強首相と会談した。外国企業のトップらを招いて、きのうから北京で始まった「中国発展ハイレベルフォーラム」。開幕式で李強首相は、自国第一主義を掲げるアメリカ・トランプ政権を念頭に、一国主義や保護主義に抵抗すべきとし、外国企業に中国への投資を呼びかけた。フォーラムにはアメリカのIT大手「アップル」や、ドイツの機械大手「シーメンス」など、欧米を中心に86社が参加予定だが、各企業は米中の関税政策に懸念を示している。米中の貿易摩擦が激化するなか、中国は外国企業への積極的なアピールを見せている。一方で専門家は今後アメリカの対中政策はより強硬になると分析している。