フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスはきょう午後、それぞれ取締役会を開き、経営体制の見直しについて議論する。フジテレビを巡っては中居正広氏と女性とのトラブルを巡る一連の対応が問題視され、スポンサー企業の間でコマーシャルを見合わせる動きが続いている。きょうの取締役会では信頼回復に向けた新体制への移行について議論する見通しで、グループの実力者として長く経営に影響力を及ぼしてきた日枝取締役相談役の進退を含め、役員人事についてどのような議論が行われるかが焦点。会社は「速やかに新たな経営体制に移行して信頼回復に取り組みたい」としている。