モーサテ (ニュース)
米国12月PPI(生産者物価指数)は市場予想を下回った。みずほ証券・山本雅文さんは「市場予想比下振れで、いったん金利、ドルも下がったが一時的にとどまっている。きょう発表の米国CPI(消費者物価指数)待ちでは。インフレ指標全般的にインフレ鈍化後、再加速の兆しが出てきている。長期金利は利下げ期待の後退でドル高圧力になっている。今後、PPIなどのコストとCPIとのバランスも重要では。米国では消費者の中でこれまでのインフレ率、これ以上に値上げは困るとの話も出てきている。企業としてもなかなか値段をあげられないとなる一方で、PPIが上がり続けるとマージンが圧縮されることにいきかねない。そういったバランスを見ていく上でも重要」などと述べた。マーケットはバットニュースはグッドニュースととらえられるかについて山本さんは「株価などはそうだが、インフレが鈍化すれば米国の利下げが行われるということで上がりやすくなる」などと述べた。