モーサテ (ニュース)
28日、アメリカは感謝祭の祝日で、翌日に行われるブラックフライデーを皮切りにクリスマスまで続く年末商戦が本格化する。NRFによると、今年の年末商戦の売上高は最大で9890億ドルと、過去最高を更新する見通しで、特にネット販売を含む無店舗販売で高い伸びが見込まれている。一方、消費者の間では、トランプ次期大統領が掲げる追加関税でインフレ再燃への懸念がくすぶり、年末商戦の購買意欲にも影響している。インフレに加え、今年は年末商戦の期間が去年より5日短くなっていて、1年前と比べた売上高の伸び率でみると最大3.5%と去年から減速し、2018年以降で最も低い水準にとどまると予想されている。