約6割が“ご近所トラブル”を経験/“ご近所トラブル”の発生リスク

2025年6月10日放送 9:00 - 9:14 フジテレビ
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今年3月の調査でご近所トラブルの経験が「ある」と答えた人が6割以上。上位が騒音、次いでゴミ出し、駐車場・駐輪場など様々なトラブルがある。コロナ禍以降、リモートワークの増加などで在宅時間が長時間化し、生活音が気になるなどご近所トラブルの相談件数が増えている。さらに、外国人の増加で価値観・マナーの違いによるトラブルや、景気の悪化で精神的不安から不寛容になってしまう。20代男性の場合は友人を招き自宅で飲み会をしていたところ、うるさかったためか隣から壁をたたかれた。その後、声を小さくし早めに切り上げた。以来、物を落とした音や別の部屋の音でもたたかれるようになったという。別の20代男性の場合は分別をしないままゴミを出してしまい、近所の男性が気づいてゴミ袋を開け特定され、玄関前にゴミが置かれてしまった。それ以来ルールを守っていたが、未分別のゴミは全て自分だと決めつけられ玄関前に置かれるようになったという。40代男性の場合、マンションの駐車場に自分のバイクを駐車した。その後、横にあったバイクが転倒し、倒れたバイクの所有者から隣にあったから犯人だと言いがかりをつけられ、それ以来会うたびに修理代を請求されるようになってしまった。
ご近所トラブルは適切な機関への相談が重要。敷地外のゴミや悪臭は自治体の「生活環境課」などに相談する。騒音やつきまとい行為は警察相談専用電話「#9110」に相談する。私有地内の無断駐車や植木の枝の越境などは法的に問題解決する「法テラス」に相談する。集合住宅の場合は管理会社に相談すると、注意喚起や張り紙などの対応をしてくれる。ヴァンガードスミス代表取締役・田中慶太は「マンション、戸建てに限らず早い段階で相談をいただくようにしている。法テラスや警察は重篤化した状態なので、その手前でやらないとそのあと住み続けられなくなる。壁ドンも本人は困っているからやっているが、相手からすると迷惑な行為。本人は正当性を持ってやっているが、問題行動をしていないかと気づいてもらう作業をすると冷静になっていく。コミュニケーションを中間処理していくことをやっていくと早く収束していく性質のものではある」と解説した。証拠があることで警察などの相談先も動きやすい。動画や写真・音声を記録しておくことで客観的な根拠になる。難しければ内容、時間、頻度などをメモしておくことで悪質性を立証できる場合もある。一方で、トラブルが起きた時に相手と直接話し指摘することで、さらなる騒音などにつながるケースが多い。我慢を続けることで被害者感情が高まり解決に向いにくい。壁をたたく行為が迷惑行為になり、さらなるトラブルに発展する危険性が大きい。


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岡山県ヴァンガードスミス

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