ワールドビジネスサテライト （ニュース）
世界遺産登録を目指す佐渡金山に関して、登録に反発する韓国が容認する考えを示したことから、登録される公算が高まり、経済効果を期待する声が高まっている。銀座にあるアンテナショップで行われた日本酒の試飲会、集まった多くの人たちが佐渡金山の世界文化遺産登録を願った。登録に関しては韓国が朝鮮半島出身者の強制労働があったとして反発していたが、日本が全体の歴史を反映させるとしたことで容認する方針を示した。地元企業では「行きにくさはハードルにはなるが世界遺産登録で観光客の増加を期待している」という。観光客増加で520億円以上の経済効果もという試算もあり、新潟県内の航空会社は佐渡空港と首都圏の就航を目指しているという。ユネスコでは明日佐渡金山の世界文化遺産登録を審議する予定。