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バドミントン・女子ダブルスの志田千陽・松山奈未の”シダマツペア”が11年間にわたるペアを解消すると発表。2人が初めてペアを組んだのは2014年。志田が高校2年、松山が1年だった。翌年には世界ジュニアで銅メダルを獲得するなど当時から相性の良さを見せていた。そこから数々の国際大会で優勝を重ね、”女子ダブルス界のエース”と呼ばれる存在に。女子ダブルスで五輪にも出場した先輩・陣内さんが去年インタビューした際には五輪について「夢の舞台だった」と語っていた。見事初出場でメダル獲得を成し遂げた。結成10年目で掴んだ夢のメダル、五輪後に2人のモチベーションに変化が生まれ、それぞれの未来へと進む決断をしたという。陣内さんは「きのう2人に話を聞いたんです。そしたら『ペア解消というとネガティブに捉えられがちだけど、前向きな決断だ』と。2人とも『発表できてホッとした』と。きのうはよく眠れますよ」などと話した。シダマツとしてはあと3大会、来月の世界選手権が最後の大会となる。その後、志田は五輪混合ダブルス2大会銅メダルの五十嵐有紗とペアを組んで世界一を目指し、松山も競技を続けるという。