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宅配便は大きな岐路に立たされている。配達員の大きな負担になっているのが届け先不在の再配達だという。配達ドライバーの鈴木祐太郎さんは”1件配達ごとの完全歩合制のため、2回行っても3回行っても金額は1回配達と変わらない”と話す。再配達の割合はおよそ1割ほどだといい、こうした中、国土交通省はおととい、物流業者の負担軽減に向けた検討会を開催し、有識者検討会では国のルールとして「置き配」を盛り込み、宅配ボックスの設置が進むよう取り組んでいくことなどが確認された。手渡しの配達については追加料金を取るかどうか検討する可能性もあるという。配達ドライバーの鈴木さんは”置き配がルール化されることは喜ばしいこと”と話している。一方で置き配には盗難というリスクもあり、ネットで日用品を販売する会社を経営する男性は”送る側にとっては置き配による盗難が起きた際に何かしら捜査に協力せざるを得なくなりそれに手間ばかかる”としている。