脱炭素「世界遺産」屋久島 バイオエネルギーで焼酎づくり

2025年4月29日放送 7:23 - 7:30 TBS
THE TIME, 追っかけTIME

今週は地球を笑顔にするWEEK。食のSDGsをテーマに今週は放送している。鹿児島市から南に130kmに浮かぶ屋久島。島の面積の2割が世界自然遺産の保護区。年間24万人以上が来島。屋久島はCO2の排出率0を目指すSDGsな島。島の南東部にある三岳酒造では芋焼酎年間136万本を全国に出荷している。去年、日本の伝統的な酒造りがユネスコの無形文化遺産に登録されたばかり。芋焼酎はコメとサツマイモが原料だが、作る工程で焼酎粕が発生する。これまで廃棄されていた焼酎粕を腐敗させ、その時に発生するメタンガスをエネルギーとして使っているという。焼酎粕を1トンまで減らし、農業用肥料として活用している。
屋久島のタクシー会社を訪ねてみると、使用されていたのは電気自動車。観光バスも動力は電気。レンタカーも電気自動車となっている。屋久島町では、電気自動車を普及させるため、最大63万円の補助金を出している。島にある4ヶ所の電気スタンドは誰でも無料で使える。10年後に電気自動車の普及率10%を目指している。
1ヶ月で35日雨が古と言われる屋久島。雨量を利用して行われているのが水力発電。尾立ダムの高低差は334m。CO2を一切出さない水力発電は、島で使う電気の99%をまかなっている。32年前に世界自然遺産に屋久島が登録された。屋久島では子どもたちの教育にも力を入れている。生徒数37人の一湊小学校では週に2度屋久島の環境を学ぶ授業がある。毎年ウミガメの卵を人工的にふ化させる学習をしているとのこと。温暖化の影響でアカウミガメの9割以上がオスとのこと。小学校ではメスが生まれやすい温度でふ化させている。栗生海水浴場ではたくさんのゴミが流れ着いている。


キーワード
国際連合教育科学文化機関屋久島町屋久島屋久杉屋久島電工鹿児島市(鹿児島)世界自然遺産三岳酒造アカウミガメ鹿児島県屋久島交通タクシー世界遺産屋久島町立一湊小学校無形文化遺産尾立ダム栗生海水浴場

TVでた蔵 関連記事…

2000年前…大噴火で埋もれた超文明都市 (サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん 2024/12/28 18:56

有吉発案 懐かしのテレビ欄 穴埋めQ (有吉クイズ 2024/10/7 0:55

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.