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イラン人のジャファル・パナヒ監督が、イラン政府から映画制作を禁止され圧力を受けながら完成させた「シンプル・アクシデント」が、第78回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。映画は、収監され自分たちを拷問したと思われる男に復讐を果たそうとする物語。脚本は、監督の刑務所での実体験がもとになっている。パナヒ監督は2000年のベネチア国際映画祭では「チャドルと生きる」で金獅子賞を受賞。2015年、ベルリン国際映画祭で注目されたのが金熊賞を受賞した「人生タクシー」。パナヒ監督は今回、世界三大映画祭制覇を果たした。