THE TIME, THE TIME,マーケティング部
腸活をめぐり、メタジェンの福田真嗣氏に話を伺うと、食べ物との相性があっていない場合は効果が出にくいと紹介した。一方で注目すべきは食物繊維を摂取することで増える短鎖脂肪酸だといい、同じものを食べても作られる量は個人差があるという。すでに明治は「インナーガーデン」という個人にあったドリンクを提案し、カルビーも「ボディグラノーラ」というものを提案している。カルビーで話を伺うと、まずは検査キットで便を送ることで腸内の細菌を把握するといい、腸内の菌を6タイプに分けて菌ごとに繁殖しやすい食物があり、57通りから体にあったグラノーラが届けられる。3カ月ほど継続することで効果が目に見えて現れるが、無理に続けなくても問題ないといい、3日に1回ほどでも問題ないという。実際に1年続けたという人に話を伺うと下剤を使わなくても便秘が解消するようになったと振り返った。福田氏は青山学院大学陸上部とも提携を行うとともに結果を出しているという。調査によると最適化された健康食の市場規模は2022年の948億円から2030年には2885億円まで拡大するとの予測もある。