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(中継)国会記者会館。石破総理は先ほど国会で初めての所信表明演説に臨み、まず、冒頭から政治とカネの問題に対する反省を示した。石破総理は裏金事件で処分された議員に対し、地元が公認を申請し、再発防止の誓約書を書けば衆院選で原則公認する方向で調整し、比例代表との重複立候補も認める方向。そのため、ある議員は「反省だけではだめだ。全員公認では世論の理解を得られない」と冷ややかだが、この背景には旧安倍派の猛反発があった。石破総理に対し、旧安倍派のベテラン議員が直談判する事態にまで発展したため、党内からは「公認しないと分断を生み、政権運営に影響する」との声が上がり。石破総理は党内融和の優先に傾いた。公認を巡る協議は週末にかけて引き続き行われる予定。そして、この公認問題について石破総理は先ほど記者団の取材に応じ、報道を見たがそれについては何も決まっていないと述べた。