NHKニュース7 (ニュース)
自民党は、参院選へ向けて公約を発表した。自民党の小野寺政調会長が会見で、公約について説明した。公約では、「強い経済」「豊かな暮らし」「揺るぎない日本」を掲げている。そして公約には、「成長分野への投資・観光振興・農林水産物の輸出拡大など、2040年までにGDPを名目で1000兆円にする」、「国民の平均所得を5割以上、上昇させる」、「実質1%、名目3%の賃金上昇率を達成し、2030年度に約100万円の賃金増を目指す」、「国民1人あたり2万円の給付、子供・住民税非課税世帯の大人に2万円加算」、「マイナンバー活用などで手続きの簡素化・迅速化に努める」、「アメリカの関税措置には、企業の資金繰りや雇用維持の支援など、緊急対応パッケージを着実に実施する」、「中東情勢の緊迫化を踏まえて、ガソリン価格などの定額引き下げを実施する」、「農業分野では、コメの安定供給・円滑な流通確保へ、総合的な備蓄体制を確立し、農家が安定して経営できるように政策を見直す」、「違法外国人ゼロに向けて取り組みを加速し、外免切替の厳格化などを盛り込む」などの内容が含まれている。小野寺政調会長が会見で、「暮らしを豊かにという、政治にとって重要な使命、我々の目標の事柄を掲げる」「2030年度に、賃金が約100万円増加する事を目指す」などと話した。