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選択的夫婦別姓を巡っては自民党内で制度の導入に前向きな意見と慎重な意見の双方があり石破総理大臣は党の見解をできるだけ早くまとめて公明党と協議を行いたいとしている。このため自民党は今月中旬にも党の作業チームでおよそ半年ぶりに議論を再開することにしていて先週には座長を務める逢沢元国会対策委員長ら幹部が過去に国会に提出された議員立法の内容を確認するなど準備にあたった。党内では前向きな立場の議員が経済界からも導入を求める意見が出ており、速やかに結論を出すべきだとしている一方、慎重な立場の議員は制度を導入しなくても旧姓の通称使用の拡大などで不都合を解消できるとしていて今週、保守系の議員が会合を開く予定。党内で意見の隔たりが大きい中、どのように集約を図るのかが焦点となる。