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自民党総裁選挙の前倒しをめぐって党内で駆け引きが激しくなっている。石破総理に近い議員からは「前倒しをするなら解散総選挙をするべきだ」と石破おろしを牽制する発言も出ている。
きのう、都内で参政党から立候補したい人に向けて説明会が行われた。外には参政党の政策に反対する人たちが集まっていた。夏の参議院選挙ですべての選挙区に候補者を立て勢力を伸ばした参政党。大阪、埼玉、東京で相次いで候補者募集の説明会を実施。次を見据えた動きを強めている。説明会に参加した男性は「議員の質が落ちることをすごく警戒している」などと述べた。
参院選で大敗したにも関わらず、石破総理に近い自民党議員は総裁選の前倒しが決まったら解散総選挙に踏み切り有権者に判断を委ねるべきと主張。国民民主党・玉木代表は「衆議院議員は常在戦場」などとSNSに投稿した。ANN世論調査では石破総理は辞任すべきに「思わない」が49%、「思う」が36%だった。今後の焦点は総裁選前倒しの意思確認方法。自民党・逢沢選管委員長は「書面で意思を示してもらう」などと述べた。読売新聞は「総裁選の実施を要求する議員」だけ氏名を公表する案が浮上していると報じた。逢沢委員長は参院選の総括呉に賛否を問う考えだが、総括が「今月末」から「来月上旬」にずれ込む見通し。森山幹事長は自民党鹿児島県連の会長ポストについて辞任する以降だったが一転、続投となった。
