モーサテ (ニュース)
自民党はきのう都内で党大会を開き、参議院選挙での勝利を最重要課題と明記した運動方針を採択した。少数与党として厳しい国会運営を強いられる中、石破総理大臣は、「政治決戦」と位置付ける夏の参議院選挙の勝利に向けた決意を表明。石破総理は「参議院選挙を必ず勝ち抜くべく、我が身を滅して総力を尽くしていく」と述べた。採択された運動方針では「去年の衆議院選挙で示された民意を厳粛に受け止め、国民の納得と共感が得られるよう、内外の諸課題に対し真摯に全力で取り組む」などと明記。今年の党大会には野党の最大の支援組織である連合・芳野会長が会長として20年ぶりに出席し、自民党内で意見が割れている「選択的夫婦別姓制度」の導入を今の国会で実現するよう求めた。夏の参院選で石破総理が勝敗ラインにあげる“与党で過半数”を維持できるかどうか、立党70年を迎える自民党再生の試金石となりそう。