大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル
2020年に内閣府が発表したデータによると、全国の60歳以上の男女に、何歳まで働きたいか聞いたところ、「65歳を超えても働きたい」と答えた人は約6割となった。定年後研究所・池口武志所長によると、60歳以降の人は事務職の希望が多い。一方、マニュアル化が可能な事務職の中途採用は、今後AIの浸透に伴い減少していく。働く意欲があっても、思うように働けなくなる可能性もある。池口所長は「働く意欲を生かすためには、自分の市場価値や値打ちをしっかり見定めて、スキルをブラッシュアップしていくことが大事」と話した。リスキリング(新たなスキルの習得)は、新しいことを覚える(リスキリング)ハードルの高さ、従業員がリスキリングをする仕組みやカリキュラムを企業側が整えるという課題がある。
読売新聞によると、おととい自民党・森山幹事長らが党本部で、年金改革関連法案の扱いを協議。政府が検討している年金改革案は、高所得者の厚生年金保険料の引き上げ、厚生年金の積立金を活用した基礎年金の底上げ、パート労働者などの厚生年金加入拡大など。政府・与党は、法案の提出を夏の参院選後に先送りする方向で調整している。