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世界の貿易を支える船舶の分野で、温室効果ガスの排出を削減するためのルール作りが動き出している。国連の専門機関・IMO(国際海事機関)は、船舶から排出される温室効果ガスを2050年ごろまでに実質ゼロにする目標を去年採択した。IMOのドミンゲス事務局長はNHKの取材に応じ、加盟国に適用される規制など、新たなルールが来年4月に承認されることに期待を示した。その上で、日本については「造船業が盛んで船舶を多く保有する国、脱炭素に向けた技術に詳しい国だ。日本政府が次にどのようなステップを踏むのか注目している」と述べて、脱炭素に向けた日本の貢献に期待を示した。