ザ・ノンフィクション 花火師になりたくて 僕と私が打ち上げる夢 前編
よしきさんが任された初めての点火は山崎煙火の名に恥じない大役を果たした。夏から続いた花火大会は一区切り。山崎社長は「生まれ変わって花火屋やるか」って言われたら「やんない」って言う人が多いんじゃないかと話した。大学を出て香港でビジネスをしていたという山崎社長が結婚したのはアルバイト先の山崎煙火で知り合った先代社長の四女。この年、業界での話題は横浜での事故ばかりだった。山崎社長は花火屋の給料が安いイメージを変えていきたいと話した。大ベテランの廣瀬さんは会社を何度も全国の頂点に導いてきた。廣瀬さんの技を受け継ごうと決めた18歳で入社した石井さんは今では廣瀬さんと同じ競技大会で3連覇を狙うまでになった。まだ巨匠と呼ばれる年ではないが、今どきの若者は少し苦手なようだ。
