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世界陸上でおととい行われた女子20キロ競歩に、日本記録保持者の藤井菜々子が出場。4大会連続出場となる藤井はスタートから先頭集団を追走し、残り5kmで3番手に上がった。途中2回目の警告を受けながらも順位をキープし、後続に迫られながらも3位でゴールした。自らの日本記録を更新する1時間26分18秒で、日本女子競歩史上初のメダルを獲得した。藤井は高校時代は長距離ランナーで、けがのリハビリで競歩を始め実力が開花したという。藤井をサポートしていた所属チーム「エディオン」元監督の川越学さんは、大会直前に脳卒中で亡くなっていた。藤井は「今日は川越コーチの思いをもって歩くことができて、見守ってくれていたのかなと思う」などと話した。
