サタデーウオッチ9 (ニュース)
きのう、最終回を迎えたNHKの連続テレビ小説「虎に翼」。戦前戦後を舞台に、日本で初めて女性として弁護士になり、後に裁判官になった人物をモデルにした物語。登場人物の1人、チェ・ヒャンスク。日本語読みで崔香淑。日本社会のマイノリティーにも光を当てた物語の中で、日本が植民地にしていた朝鮮半島から法律を学びに来た留学生として描かれた。演じたのは韓国人俳優の・ハヨンスさん。おととしから日本を拠点に活動し、「虎に翼」が日本のドラマでは初めての出演。戦前戦後の日本で過ごした朝鮮の人を演じた今の思いを聞いた。ハヨンスさん「自分との共通点がすごい。似ている」。激動の時代を生き抜いたチェ・ヒャンスク。ヨンスさんは演じきった今の思いを次のように語った。「ヒャンスクが生きていたら(今の日韓を)本当にうれしい気持ちで見ているんじゃないか。韓国と日本がお互いをもっとよく理解して、いい方向性で尊重しながら生きていくといい。そういう関係の懸け橋みたいな人になりたい」。
- キーワード
- 連続テレビ小説 虎に翼