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数々の名作を生み出した宮城県出身の漫画家「石ノ森章太郎」の世界を体感できる宮城県石巻市の「石ノ森萬画館」がおよそ2か月間の改修工事を経てリニューアルオープンした。宮城県では3月20日の三陸沖を震源とする地震を受けて気象庁が後発地震への注意を呼びかけている対象地域となっている。震災と向き合ってきたこの地域で今回のリニューアルでは作品の魅力を次の世代にどう伝えていくかがひとつのテーマになっている。13年ぶりとなる今回のリニューアル。狙いのひとつが若い世代や子どもたちへの継承。仮面ライダーが操るサイクロン号のコーナー。今回のリニューアルでは昭和のライダーに加え、平成の「仮面ライダークウガ」や令和の「仮面ライダーゼロワン」なども取り入れ、仮面ライダーの展示はおよそ1.5倍に拡充された。戦隊ヒーローの原点「秘密戦隊ゴレンジャー」の展示も新設。苦しい時こそ誰かのために立ち上がるヒーローのあり方を作品に触れてこなかった世代にも伝えようとしている。石巻のシンボルとなった「石ノ森萬画館」。15年前の東日本大震災では大きな被害を受けて先行きの見えない日々が続くなか、石ノ森萬画館の復旧は「後回しでもよいのでは」という声が少なからずあったという。がれきの中で倒れずに立ち続けていた仮面ライダー像。壊れたガラスを覆う板には再開を願うメッセージが書き込まれた。石ノ森萬画館は震災からおよそ1年半後に再開した。
