- 出演者
- 伊藤雄彦 坂下恵理 木村穂乃
気象情報が伝えられた。和歌山県和歌山市の様子。
岩手県大槌町の2地区で相次いで発生した山林火災は消し止められておらず、岩手県や自衛隊のヘリコプターも加わって消火活動が行われている。大槌町によると焼失面積はおよそ200ヘクタールに拡大し、一部では住宅までおよそ100メートルのところに火が迫っているという。消防団は「水が足りない」と話したという。防災無線で住民に節水を呼びかける放送があった。大槌町では住宅1棟、物置、牛舎などあわせて7棟が焼け、延焼が続いている。大槌町によると、吉里吉里地区とその周辺でおよそ178ヘクタール、小槌地区でおよそ23ヘクタールのあわせておよそ200ヘクタールの山林が焼けたという。吉里吉里地区の一部では住宅までおよそ100メートルのところに火が迫っているという。地上での消火活動は午前5時ごろ再開した。小槌地区にある障害者施設では施設がある地域に避難指示は出ていないが入所者の避難に時間を要することから早めに避難することを決め避難を始めた。大槌町の900世帯1800人余に避難指示を出している。町内3か所の避難所に合わせて85世帯219人が避難している。
岩手県大槌町で発生している山林火災の消火活動を支援するため宮城県仙台市から15人の消防隊員が「緊急消防援助隊」として派遣された。宮城県仙台市は総務省消防庁の要請を受け、仙台市消防局の消防隊員15人を「緊急消防援助隊」として派遣することになり出発式が行われた。援助隊の隊長を努める宮城消防署・河村淳副所長は「山林火災の対応のため指揮支援部隊ただいまから対応いたします」と話した。隊員たちは消防車4台に乗り込み現地に向けて出発した。隊員15人は岩手県庁や大槌町の火災現場に派遣され、消火活動の指揮支援やドローンで情報収集などを行うという。宮城県消防課によると県内のすべての消防本部で今後出動できるよう準備が進められているという。仙台市消防局・近藤純一警防課長は「1日も早く住民の不安を軽減できるよう、活動する隊員が安全かつ効果的に活動できるというところを指示して派遣した」と話す。
宮城県柴田町は東北地方でも有数の鉢植えカーネーションの産地で、母の日を前にした毎年この時期には8軒の生産農家が合わせて6万鉢ほどを全国に出荷している。 齋藤達義の農業用ハウスでも4月20日から出荷作業が本格的に始まっている。出荷される鉢植えカーネーションは5月の母の日に合わせてちょうど見頃を迎えるよう花が適度に咲き蕾が多く残る状態で出荷される。出荷時期を迎えた鉢植えを選び出荷用のかごに次々とおさめていた。柴田町の鉢植えカーネーションの出荷は5月の母の日まで続き、東京を中心に全国の市場に出荷される。
およそ250年の歴史がある青森県八戸市の八戸酒造は漆喰塗りの土蔵など対象時代に建てられた6つの建物が国の登録有形文化財になっている。人気の観光スポットとして酒蔵の見学も受け入れているが、地震を受けて4月20日に発表された「北海道・三陸沖後発地震注意報」の後、3組の予約がキャンセルになったという。取引先の東京の飲食店や企業の関係者の視察も延期になったという。今回の地震で建物に影響はなかったというが、大型連休を前に観光業への影響が懸念される。八戸酒造・駒井秀介専務は「安全面をしっかり確保したうえで経済がしっかり回る形がとれていければいいと思う」と話した。
4月20日の三陸沖を震源とするマグニチュード7.7の地震で気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表し、避難場所や経路などを確認しておくよう求めている。災害時の避難場所は市町村が配る冊子やホームページで確認することができるが、目的や役割が違う「指定緊急避難場所」と「指定避難所」がある。内閣府によると、「指定緊急避難場所」は命を守るために緊急的に避難する場所で、「指定避難所」は避難した人が一定期間生活するための施設とされている。いずれも市町村が災害の種類ごとに指定していて、地震の避難場所ではない「高層階の建物」でも「3階以上」のスペースが津波の緊急避難場所に指定されていることがある。災害時に「指定避難所」が離れている場合はいったん近くの「指定緊急避難場所」で危険を避け、安全確認をしてから避難所に移動することが命を守ることにつながる。実際に避難する際は、市町村からのメールや、SNSの公式アカウントからの発信、青森県の「あおもり防災ポータル」などで開設されている避難所を確認することが大切。
青森県弘前市にある「津軽岩木スカイライン」は岩木山のふもとから8合目までを結ぶおよそ10キロの有料道路。冬の間は雪で通行することができないが、除雪を終え開通し、関係者がふもとにある料金所に集まって安全を祈願した。テープカットが行われた後、第1便となるバスが乗客15人を乗せて8合目を目指して出発した。道路の管理会社によると、この冬の積雪量は例年に比べて多かったものの、3月から気温の高い日が続いたころから雪解けが進み、例年より1週間ほど早く開通できたという。青空のもと8合目にある展望台からは白神山地や日本海を見渡すことができ、訪れた人たちは景色を写真におさめたりじっくりと眺めたりして楽しんでいた。道路の管理会社・原田篤久社長は「予定どおりに開通できてほっとしている。いろいろな季節に来てくれたらうれしい」と話した。「津軽岩木スカイライン」は11月中旬まで通行できるという。
知床半島沖で観光船が沈没して乗客と乗員合わせて20人が死亡し、6人が行方不明になっている事故から4年。追悼式が行われる斜里町。追悼式では黙祷が行われ、町内ではサイレンを鳴らして犠牲者への祈りが捧げられる。斜里町ウトロには献花台が設けられ多くの人が花を供えて手をあわせていた。運行会社社長が経営する旅館の元従業員・杉浦登市は「事故の裁判も始まって結論も出るがまだまだこれからだと思う。長い月日がかかると思うがウトロで乗船者の家族が集まって笑顔で話ができる日が早く来るといいなと思っている」と話した。事故の発生直後から乗客家族の支援にあたった事故当時の斜里町長の馬場隆は「被害者の家族は4年間苦しみ悲しみ憤りを抱えながら生きてこられたと思う。その気持ちが少しでも和らいで日常に戻ってほしい」と話した。
北海道の胆振や日高地方で路線バスなどを運行する道南バスでは去年12月に「後発地震注意情報」が初めて出された地震を教訓に災害時の対応を見直して文書にまとめた。地震があった際はそれぞれの営業所から本社に指示を仰ぐことになっていたが、津波警報が日中に発表された際には沿岸部を走るバスは各営業所の指示で乗客を乗せたまま高台などに避難するよう定めた。道南バスによると4月20日に津波警報が出された時には浸水想定区域を走行していた都市間バスや路線バス合わせて3台が担当営業所の指示で迅速に避難できたという。道南バス・高本勝彦輸送安全部長は「すぐ避難しろということが山側に逃げろということと途中で運行をやめてもいいという判断がスムーズにできたのかということがある。前回の教訓を活かしてへ-パーに落とし込んだことで生かされたと考えている」と話した。
日銀の異次元緩和の転換によって住宅ローンの金利が上昇し返済の負担が増している。東京都内に住む40代の夫婦は5年前に新築の一戸建てを購入して4850万円の住宅ローンを35年の変動型で組んだ。変動型は一般的には半年に1度金利の見直しが行われ、その金利は日銀の政策金利の引き上げ、引き下げの影響を受ける。この夫婦の場合はローンを組んだ当時の金利は0.905%で月々の支払額は13万5000円ほどだった。去年12月に金利が1.305%に上昇し、月々の支払額は14万3000円ほどまで増加した。毎月39万円ほどの生活費で5歳の息子を育てる夫妻。返済機関は残り30年。変動型への不安から検討し始めたのが固定型への借り換え。メガバンクの変動金利の平均は去年3月には0.448%、ことし3月には0.965%。住宅ローンの比較診断サイトを運営する都内の企業では変動型か固定型のどちらを選ぶべきかなどの相談件数が去年の1.5倍から2倍になっているという。
数々の名作を生み出した宮城県出身の漫画家「石ノ森章太郎」の世界を体感できる宮城県石巻市の「石ノ森萬画館」がおよそ2か月間の改修工事を経てリニューアルオープンした。宮城県では3月20日の三陸沖を震源とする地震を受けて気象庁が後発地震への注意を呼びかけている対象地域となっている。震災と向き合ってきたこの地域で今回のリニューアルでは作品の魅力を次の世代にどう伝えていくかがひとつのテーマになっている。13年ぶりとなる今回のリニューアル。狙いのひとつが若い世代や子どもたちへの継承。仮面ライダーが操るサイクロン号のコーナー。今回のリニューアルでは昭和のライダーに加え、平成の「仮面ライダークウガ」や令和の「仮面ライダーゼロワン」なども取り入れ、仮面ライダーの展示はおよそ1.5倍に拡充された。戦隊ヒーローの原点「秘密戦隊ゴレンジャー」の展示も新設。苦しい時こそ誰かのために立ち上がるヒーローのあり方を作品に触れてこなかった世代にも伝えようとしている。石巻のシンボルとなった「石ノ森萬画館」。15年前の東日本大震災では大きな被害を受けて先行きの見えない日々が続くなか、石ノ森萬画館の復旧は「後回しでもよいのでは」という声が少なからずあったという。がれきの中で倒れずに立ち続けていた仮面ライダー像。壊れたガラスを覆う板には再開を願うメッセージが書き込まれた。石ノ森萬画館は震災からおよそ1年半後に再開した。
宮城県石巻市の「石ノ森萬画館」がリニューアルオープン。石巻市はいまも地震のリスクと向き合いながら暮らす地域。4月20日にも地震が起きる中で今回のリニューアルは展示を新しくすること以上に作品に込められた正義や希望を次の世代にどう手渡すかという部分に重きをおいている。去年まで運行されていたラッピング列車「マンガタンライナー2」は運行を終えた。石ノ森萬画館は地域の商店街と連携しスタンプラリーなどのイベントを通じて石ノ森萬画館を起点にまちの賑わいを広げようとしている。
きょうの東京株式市場、日経平均株価は取引時間中の最高値を更新し、初めて6万円の大台を突破した。イラン情勢をめぐってアメリカのトランプ大統領が停戦延長を表明したことに加え、AI(人工知能)や半導体関連など一部の銘柄が株価を押し上げた。大阪市中央区に本社がある証券会社のコールセンターでは顧客から今後の値動きについて問い合わせや売買注文が相次ぎ、担当者が対応に追われていた。株価上昇の背景や今後の値動きについて岩井コスモ証券・有沢正一シニアアナリストは「少々中東情勢で何かがあってもAi分野の成長は止まらないだろう。続くだろうという見方が強いので資金が向かいやすかった。ただ市場全体で見ると中東情勢や原油市況の先行きなどまだまだ不透明感が強いので今後はトランプ大統領やイランの一挙手一投足を気にしながらになり、多少株価の動きに波がある。神経質な動きは覚悟しておかなければならない」と話す。
京都市左京区の実相院の庭にはおよそ200本のカエデが植えられていて、いまは新緑が見頃となっている。庭に面した滝の間という部屋ではきれいに磨かれて黒光りする床にこの新緑が映り込む「床みどり」を楽しむことができる。実相院によると「床みどり」は曇りや雨の日に特に鮮やかに見えるという。朝から雨が降るきょうは訪れた人たちが開け放たれた襖の外のみずみずしい緑とそれが部屋の床に反射して広がる美しい光景に見入っていた。実相院・岩谷泰輔執事は「新緑の緑が一番心を癒してくれると思うのでゆっくり拝観していただければと思う」と話す。
福岡県福岡市西区の建設資材の販売店は左官が利用する建物の床や天井を塗る材料や道具を取り扱っている。イラン情勢の緊迫化によって商品の不足や値上げが相次いでいるという。特にこの1週間、2週間で工事に欠かせない養生テープが入手しづらくなったほか、壁を塗る際に埋め込んで使うプラスチック製の道具は納期が未定になっているという。4月になってメーカー20社ほどから値上げの連絡が相次いでいるという。販売する商品への価格転嫁は少し時間をおいてから実施する予定で、影響の長期化を懸念している。丸久建材・久我照隆社長は「いまのところ値上げは仕方ないという声をもらうが痛いのは間違いないと思う。値上げよりものが入ってこないことを懸念する声が多い。早く終わって建設業にもあたらり前の日常が戻ってほしい」と話す。
福岡県福岡市によると、円安が続いている影響で留学費用が高騰していて、海外留学の大きなハードルとなっているという。福岡市は留学を希望する学生を支援しようと、市内の大学に通う日本人の学部と修士課程の学生を対象にした奨学金の今年度の募集人数を昨年度までの3倍の最大30人に拡大した。奨学金は無利子で貸与岳は留学先や期間に応じ最大120万円。卒業後、福岡市か周辺市町で就職や創業をして通算3年経過で返済が免除される仕組み。今年度の募集は大学を通じ4月1日から始まり5月中旬に締め切られるが、募集人数の拡大に伴い10月から11月に2回目の募集を行う予定だという。詳しい募集内容は福岡市の外郭団体「福岡よかトピア国際交流財団」のホームページに掲載されている。
説明会は富山県高岡市横田地区にある公民館で開かれ周辺の住民が参加した。高岡市の担当者は今後能登半島地震と同じ規模の地震が起きた場合、おととし被害が出た場所の一部が再び液状化被害が出る可能性が高いと説明した。このためリスクの高い場所については再発を防ぐために地下の水位を下げる大がかりな工事を行うか検討を進める考えを示し、住民の同意が得られば年度内にも効果や影響を調べる実証実験の準備を始められるという見通しを示した。住民からは対策に前向きな意見が出たほか、工事の範囲や期間などについて質問が出た。高岡市では同様に液状化の再発リスクがあるとされる伏木地区と吉久地区で対策工事の実証実験に向けて準備が進められている。
大分県別府市の別府溝部学園高校では例年病院などでの本格的な実習が始まるのを前に戴帽式を行っていて、看護科の3年生26人が出席した。松尾司好調は「知識や技術にさらに磨きをかけ決意新たに看護の道を歩み初めてくれることを祈念して式辞とします」と述べた。生徒ひとりひとりが教員から純白のナースキャップを被せてもらった。ナイチンゲールの像の火をそれぞれに手に持った燭台に移し、全員で看護の心構えを説いたナイチンゲール誓詞を読み上げた。最後に生徒の代表が決意を述べた。
かっちゅうは大分県日田市豆田町で国の重要文化財に指定されている江戸時代の商家「草野本家」に伝わるもの。このかっちゅうが4月29日から一般公開されるのを前に大分県出身の俳優・結木滉星が「草野本家」を訪れた。結木滉星は大河ドラマ「豊臣兄弟!」に織田信長の3男・織田信孝役で出演する。当主の草野義輔から25年前にかっちゅうを修理した際に見つかった発見について説明を受けた。
香川県高松市牟礼町の道の駅「源平の里むれ」では毎年地域食材などを使った個性豊かな香川県産クラフトビールを集めたイベントを開催している。ことしは県内17社から45種類が出品されている。坂出市にある塩の製造工場のビールは塩を作る過程で出る水とにがりを使っていて、深い苦味が特徴。香川県産のレモンと日向夏をかけ合わせた柑橘「璃の香」を使った道の駅オリジナルのビールは爽やかな酸味を楽しめるものとまろやかな味わいのものの2種類を用意されている。道の駅「源平の里むれ」・真鍋和男駅長は「いろんな味の個性豊かななビールがそろっている。飲み比べをして自分の好きなビールを見つけてもらえればと思う」と話す。クラフトビールは合わせて1200本限定で販売され、イベントは売り切れ次第終了するという。
