イット! (ニュース)
東京・品川区のクリーニング店。店内ではお客さんに電話をかけクリーニング済みの秋物・冬物を引き取りに来るよう催促していた。異例の残暑がクリーニング店を直撃していた。夏が終わらず衣替えが進まないため客が離れ絶望的な売上状況だという。クリーニングの依頼は常連客からのワイシャツばかり。今日も東京・八王子では猛暑日一歩手前の34.9℃まで気温が上昇。年々長期化していく夏に対応すべくアパレル業界にも変化が起きていた。東京・銀座のブランドショップでは秋らしい茶色のジャケットが並んでいたが生地は薄い夏素材が使われていた。アパレル業界ではこれまで四季に合わせて商品を展開していたが、長期化する夏を2つに分け五季と捉え猛暑が続く9月に合わせた商品展開が広がっていた。洋服の青山でも秋色と夏素材をテーマに夏服と秋服をミックスした商品開発を加速させていた。