めざましテレビ NEWS
今季最強寒波が列島襲来。災害級の豪雪となっている青森県の板柳町では雪の重みで14件の家屋や倉庫が倒壊。三沢市ではスリップ事故も発生。ブラックアイスバーンの状態でトラックが車線を塞ぐように横を向いてる。青森市内の神社では鳥居の一部が落下したがケガ人はいなかった。岐阜・下呂市ではきのう午後7時半過ぎ、雪の坂道を乗用車が滑り落ち、後方にいた男性がひかれ死亡。北海道・岩見沢市ではきのう雪下ろし作業をしていた業者の男性2人が高さ5mほどの屋根から転落し、50代の男性が心肺停止状態で病院に搬送された。140cmの積雪を記録した岐阜・白川郷では大雪の影響で展望台へのシャトルバスが運休。岐阜・郡上市の国道156号線では車が一時立ち往生した。東海北陸道・白鳥IC〜飛騨清見IC(上下線)間は通行止めに。気象庁と国土交通省はきのう緊急会見を開き、不要不急の外出を控えるよう呼びかけた。あすにかけて北日本から西日本の日本海側を中心に警報級の大雪になる恐れがあり、道路や交通機関にも影響が出る可能性がある。岐阜県や福島県の一部に大雪警報発令中。国交省は、高速道路などで通行止めを行う可能性があるとして最新情報を確認するよう呼びかけている。
現在の各地の様子。岐阜・高山市は午前6時時点で積雪量6cm。青森市・青森空港は、午前6時時点で積雪量163cmとなっている。日本航空、全日空ともに雪により遅延・欠航などの可能性が出ている。またJR西日本によると、きょう夕方以降、近畿エリアにおける一部路線区間で列車に遅れや運転取りやめが発生する可能性があるとのこと。