Nスタ (ニュース)
東北の太平洋側では台風並みの暴風が吹き荒れ、各地で被害が相次いだ。仙台空港では12便が欠航となった。最大瞬間風速は宮城県の白石で35メートル、仙台空港で34メートルを観測し、木が倒れたり駅舎の屋根が一部飛ばされたりする被害が各地で相次いだ。また東北新幹線は午前10時半ごろ、風速計の値が規制値に達し、東京駅と盛岡駅の間で運転を見合わせた。年度末で移動する人たちが足止めされ、駅構内は混雑した。一方、福島県内の東北道では、風にあおられたとみられるトラックが横転。宮城県と福島県で高速道路の通行止めも相次いだ。暴風のピークは過ぎたとみられるが、今夜遅くまでは強風に対する注意が必要。