FNN Live News days いま、平和ですか
被爆体験を語る人の高齢化が深刻となる中、長崎では今年小さな後継者が生まれた。長崎の被爆者、三田村静子さん83歳。原爆の体験を紙芝居で伝え続けている。1945年8月9日、三田村さんは爆心地から5キロ離れた自宅で被爆した。きょうだいや、戦後に生まれた姪や娘が放射線の影響と思われる病で次々と命を落としたことが三田村さんを平和活動へと駆り立てた。東京に住む小学5年生の細井奏志さんは2年前、三田村さんに原爆資料館を案内してもらい、細井さんは最年少の交流証言者として活動を始めた。