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今回の記事は「それでも、諦めるわけにはいかない」。もう語ることが難しくなった被爆者の両親に変わり長崎市長がニューヨークの国連本部で核兵器廃絶を訴える姿を追った。記事は長崎市の鈴木市長の両親の被爆経験からはじまる。母・智子さんは誕生日だった8月9日に被爆し、それ以来誕生日を祝うことはなくなった。父・一郎さんも被爆後に脱毛や全身の発疹に襲われ一時は生死の境をさまよった。母・智子さんは今年2月、92歳で亡くなり、父・一郎さんも認知症が少しずつ進行している。両親の思いを受け継いだ鈴木市長は今年4月、ニューヨークの国連本部に向かい、NPTの再検討会議に出席する。各国の代表に直接働きかけるロビー活動に力を入れて、核大国のロシアやアメリカ、核戦力の増強を掲げるフランス、イギリスの代表とも面会した。核軍縮に向けた具体的な取り組みについて尋ねたが核兵器が戦争を防ぐとする核抑止論の考えが根強く、いずれの国からも明確な答えを得ることはできなかった。記事の終盤では鈴木市長が被爆地の代表として行なった国連での演説についても紹介している。長崎を最後の戦争被爆地に。核兵器廃絶への切実な思いを伝えた。しかし会議は結局3回連続で最終文書を採択できないまま終了した。それでも鈴木市長は諦めるわけにはいかないと語る。
