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秋篠宮家の次女・佳子さまが先ほど、ギリシャ・アクロポリス博物館を視察された。白いパンツスーツ姿で世界遺産・パルテノン神殿の彫刻を見学された。日本とギリシャの外交関係樹立125周年にあたってギリシャを公式訪問されている。おととい、羽田空港を出発され、現地時間26日未明にギリシャに到着。約22時間の長旅に疲れも見せず、出迎えた職員に笑顔を見せられていた。佳子さまはまずパルテノン神殿を訪問された。装いは青い半袖のニットに白いパンツ姿。ギリシャ国旗の色に合わせた装いで視察に臨まれた。前回、南米ペルーを訪問された際にも国立公園でアルパカの出迎えを受けた佳子さまの胸元にはアルパカのネックレスがあり、訪問国をイメージしたものを身に着けられていた。古代ギリシャ文明を象徴するパルテノン神殿は19世紀以来、修復作業が続けられている。担当者から修復のたびに新しい発見があると説明を受けると、佳子さまは「醍醐味なんですね」と感心されていた。
次にアテネ市内とエーゲ海を一望できる丘へ。約1時間半、熱心に質問しながら担当者の説明を受けられた。佳子さまがギリシャを公式訪問されている。両国関係の向上に貢献したとして日本の勲章を授与されたギリシャ人らと懇談された。ギリシャ語で挨拶された後、関係向上のための取り組みや文化遺産について話された。佳子さまが身に着けられているピンクのワンピースと花柄のベルトは去年、ペルーの高齢者施設を訪問された際に着ていたもの。この時も佳子さまは1人1人の手を取り、丁寧に言葉をかけられていた。また、1999年、外交関係樹立100周年の際に常陸宮ご夫妻がギリシャを訪問されたことについて感謝を伝えられると、ギリシャ語で挨拶を交わされた。先ほど博物館の視察を終えられた佳子さまは、このあと外交関係樹立125周年の記念式典に出席される予定。