NNNニュース (ニュース)
苦しい政権運営が続く石破総理大臣。2025年、状況をどう好転させる戦略を描いているのか、記者のリポート。石破総理の3つの大きな壁。1つ目は2月末に予算成立のめどがたつか。立憲幹部は2月が一番激しい攻防になるだろうと話す。2つ目は6月末の国会会期末。野党側が内閣不信任案の提出を視野に攻勢を強めるとみられる。3つ目は7月下旬が有力と見られる参議院選挙。自民党中堅議員はこのままでは参院選は戦えないと厳しい戦いになるとの危機感を示している。ある政権幹部は「通常国会では石破総理がずっと訴えている防災対策や地方創生に取り組む。総理のリーダーシップを見せた方がいい」と積極的な打ち出しが必要だとしている。