モーサテ (ニュース)
きょうの経済視点のコーナーで、市場は何を見ているのかを専門家が解説。広木さんは今年は敗戦から80年、戦後の焼け野原から驚異的な復興を遂げてジャパン・アズ・ナンバーワンと呼ばれたところまで復活した。1985年にバブルとなったが、その後崩壊。2025年はここから新たな復興の年が始まる起点の年になってほしいなどと語った。昭和が続いていたら今年で昭和100年。JCTと言われる昭和っぽい企業が退出して企業が次々に改革していくことが重要だとコメント。上野さんのキーワードはトレードオフ。円安の進行に対する政府・日銀の対応について、抱いている感想だという。円安によって食品などが値上げしているため、石破首相も日銀にできれば円安は止めてほしいと考えていると予想。ただ、日銀が金利を上げてしまうと政府の借金の利払い負担が増えるため、政府も日銀に対してはできればあまり金利は上げてほしくないとも考えている。しかし、地味な利上げでは円安は止まらない。日銀はこれからも中途半端な利上げしかできない可能性が高い。物価目標2%未満の実質マイナスゾーンで利上げを続けても円安は止まらないと話した。