石破総理の試練の1つとなるのが、来年度予算の成立。補正予算では103万円の壁を巡り、178万円への引き上げを求める国民民主党に対し、自民党は123万円を提示している。石破総理はラジオ番組で政治ジャーナリスト・後藤謙次氏と対談し「大連立をする選択肢はある」と述べている。立憲民主党・野田佳彦代表は与党との連立について「平時では考えていない」とコメントした。与党との連立については、維新や国民民主からも否定的な意見がでている。1989年の参議院選挙で、自民党は結党以来初の過半数割れを喫し、宇野総理は退陣を表明した。2009年の都議会選挙では自民党が大きく議席を減らし、民主党は都議会第1党となる大勝を収め、翌月に行われた衆議院選挙ではその勢いに乗って民主党が圧勝となる結果となった。