めざましテレビ NEWS
中国・北京を訪問中の自民党・森山幹事長ら議員団は、きょう中国・李強首相と会談する。今回の訪中について報告。森山幹事長らは「日中与党交流協議」などで日本産水産物の輸入再開を求め、「この問題の解決が日中関係に刺さるトゲを抜き、真の意味での相互信頼につながる」と訴えた。さらに、東シナ海や南シナ海での中国の軍事活動の活発化への懸念を伝えた。中国側は、王毅外相、共産党のナンバー4の王滬寧常務委員ら政府要人が応じ、さらにきょうは、習近平国家主席に次ぐナンバー2の李強首相との会談で石破総理からの親書を渡す予定。同行筋が「日本重視の姿勢だ」というように好待遇を受けた形だが、一連の会談で懸案の解決には至っていない。道筋をつけた形の首脳会談で、具体的な懸案の早期解決が今後の課題となる。