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北朝鮮に対する、これまでのアメリカのバイデン政権の向き合い方は、北朝鮮の核、ミサイル開発を非難し、制裁をかし、日米韓、3ヶ国で安全保障協力を進めて毅然と向き合うもの。中国は北朝鮮との歴史的な繋がりなどを通じて、後ろ盾となり、北朝鮮の行動を自制させるため、一定の影響力を行使してきた。しかし今この構図には、大きな変化が起きている。一つは、北朝鮮とロシアの関係の強化。その象徴として包括的戦略パートナーシップ条約が交わされたことにあり、この条約の肝は、有事の際の、相互の軍事支援が盛り込まれていることにある。今や、北朝鮮はロシアという新たな後ろ盾を得た状況でこの結果、中国が行使してきた一定の影響力が相対化されるのではないかという見方がある。2つ目の変化は、トランプ氏の大統領就任で、まだ北朝鮮への政策は、はっきりとしていないが、内容によっては、ウクライナ戦争に始まり、日米韓の連携にとっても大きな影響がでるとのこと。