粗品と絶品クラシック♪読響 (フランス音楽特集)
最後はラヴェル作曲「ボレロ」。2種類のメロディーを一定のテンポで様々な楽器を使いながら15分間繰り返す。ppで始まりffで終わることから世界一長いクレッシェンドとも呼ばれる。中でも一番大変な楽器が「スネアドラム」。最後の2小節を除き、同じリズムを刻み続けなければならない。担当する野本洋介さんは「緊張します。自分が最初に出したリズムが曲の形を決める。自然に聴こえてくれるのが一番いいので、注目してほしいけど、注目されすぎないのがいい。ご注目ください」と語った。