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環境省によると、全国の犬・猫の殺処分数の推移はここ20年で38万頭に減っている。その背景には動物の命を守るために活動する自治体やボランティア団体の存在がある。今回は保護猫の譲渡を行う施設を取材。訪れたのは東京・上板橋にある「保護猫喫茶 上板にゃんこ亭」。約30匹の猫がいる譲渡型の保護猫カフェ。猫は沖縄県の久米島からやって来た。久米島には獣医師が定住しておらず、避妊去勢手術が困難なことから、この施設で殺処分や事故に遭わないように保護しているという。避妊去勢手術やウイルス検査、ワクチンなどを施したのち、人間を攻撃対象として見ている猫とは1か月以上のコミュニケーションが必要になることもある。保護猫喫茶は都に登録している施設で、この店では年間約150匹の猫と飼い主を巡り合わせている。猫の飼育の楽しさと大変さを取材。まずは除菌。猫は人が持ち込んだウイルスで病気になることもあり、感染症を起こさないように365日除菌が必要。1時間かけて除菌を終えたら、猫たちが大喜びのご飯タイム。子猫からお年寄りまで1匹1匹にあったエサを与える。全国の犬・猫の殺処分数は約1万2000匹にまで減少。店長の村田知奈美は保護猫の未来にはまだ課題があると話す。保護猫の認知や地域猫もいるため、動物福祉に対する意識の向上が大事だとコメントした。東京都動物愛護相談センター・栗田清によると、都では平成13年度から飼い主のいない猫との共生事業を実施。避妊去勢手術の費用を一部負担したり、決められた時間にエサやトイレの設置などを行っているという。