2025年1月23日放送 13:10 - 14:00 NHK総合

列島ニュース

出演者
一柳亜矢子 伊藤雄彦 坂下恵理 
(気象情報)
気象情報

広島の映像を背景に、気象情報を伝えた。

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広島県
北海道 昼のニュース
今月27日~湖面への立ち入り禁止

氷上のワカサギ釣りで有名な十勝・上士幌町にある糠平湖では、湖底から吹き出すガスなどの影響で今月27日から湖面への立ち入りが禁止されることになった。例年1月上旬から3月上旬まで湖面への立ち入ることができるが、町などによると湖への水の流れ込みが少なく、この冬は水位が極めて低くなっていて、湖底から吹き出すガスが凍った湖面をとかす「ガス穴」と呼ばれる現象が多発しているという。また例年より気温が高い状態が続いていることもあり、この時期は通常50cmほどある湖面の氷の厚さがこの冬は35cm程度にとどまっているという。こうしたことから町は安全を確保するため今月27日から湖面への立ち入りを禁止することを決めた。ひがし大雪自然ガイドセンター・河田充代表は「地域経済にこれだけの方が来てくれるので大きいんですね。1か月でみたら何万人という人がいらっしゃるわけですから、それがピタッと来なくなります。寂しいですね」などと語った。

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ひがし大雪自然ガイドセンターワカサギ上士幌町(北海道)大雪山国立公園糠平湖
前年比で道央・道北で確認増

先月行われた国の天然記念物「タンチョウ」の生息状況の調査結果がまとまり、前年比で道央・道北での確認が増加した。専門家は「分布域の広がりが進んでいる」と分析している。先月5日に道内351地点で行われた調査の結果、道内全体のタンチョウの生息数は976羽と、前年同時期より110羽少なくなった。飼育されている個体を除いた地域別の生息数は「釧路地方・552羽(204羽減)」、「根室地方・56羽(2羽減)」と前年より減少した地方がある一方で「十勝地方・291羽(82羽増)」「胆振地方・12羽(1羽増)」「空知地方・4羽(1羽増)」と増加した地方もあった。また前年は確認できなかった「オホーツク地方・12羽」「石狩地方・5羽」とそれぞれ確認された。タンチョウは戦後の保護政策で生息数を増やしてきたが冬は釧路地方の給餌場に集中するため、環境省などは感染症拡大による大量死を防ごうとエサの量を調整して分散化を進めている。今回の調査結果についてタンチョウの生態に詳しい専修大学北海道短期大学・正富宏之名誉教授は「道北や道央に分布域の広がりが着実に進んでいることが示唆される」と分析している。

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タンチョウ専修大学北海道短期大学札幌(北海道)環境省鶴居村(北海道)
NHK NEWS WEB オススメ特集は
”つなぐ”ある教師の後悔

NHKのニュースサイト「NHK NEWS WEB」から特集記事を紹介する。「つなぐ・ある教師の後悔」、阪神・淡路大震災から30年かかった一歩。京都市で行われた全国女子駅伝で兵庫チームのコーチを務めた渋谷優美さん。中学校で体育の先生をしている渋谷さんは震災で教え子を亡くし、ある後悔を抱き続けながら経験を子どもたちに伝え続けてきた。駅伝が近づいた今月、渋谷さんは30年ぶりに学校を訪れた。向かったのはあの日開けることができなかった扉の前だった。渋谷さんは「あのときはお別れできなくてごめんね」と30年経って一歩を踏み出すことができた。レース当日、兵庫の選手たちは特別なワッペンをつけて走った。レース後、渋谷さんはこれからも震災の経験を語り継いでいきたいと話していた。

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NHK NEWS WEB京都市(京都)阪神・淡路大震災
松江局 昼のニュース
脚本家 田渕久美子さん ふるさと親善大使に

県庁で行われた委嘱式で、田渕久美子さんは丸山知事から委嘱状を受け取った。県は、島根の魅力を県外にPRしてもらうふるさと親善大使を、かつて日本と唐の交流の使者の役割を担った「遣唐使」にちなんで、島根県の「島」の漢字を使って「遣島使」と呼んでいて、ゆかりがある人を委嘱している。田渕さんは益田市の出身で、NHKの朝の連続テレビ小説「さくら」をはじめ、大河ドラマ「篤姫」や「江~姫たちの戦国~」など、数々の脚本を手がけてきた。県によると、松江ゆかりの作家小泉八雲とその妻・セツの出会いなどを書いた小説「へルンとセツ」を執筆するなど、島根県の魅力を発信できるとして、ほかの「遣島使」から推薦があったという。「遣島使」はこれで622人になった。

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ヘルンとセツ丸山達也大河ドラマ 篤姫小泉八雲江~姫たちの戦国~田渕久美子益田市(島根)連続テレビ小説 さくら
文化財防火デー前に神社で訓練

今月26日の「文化財防火デー」を前に柿本神社で火災に備える訓練が行われた。放水訓練は、柿本神社の拝殿から出火したという想定で行われた。通報を受けた消防の車両3台が到着すると、10人の隊員が137段の石段を駆け上がりながらホースを延ばして、拝殿横の斜面に向けて放水した。また、延焼を防ぐために建物を壊す際に使う「とびぐち」と呼ばれる道具を手に出動する隊員の姿も見られた。「文化財防火デー」は、昭和24年1月26日に奈良県にある法隆寺金堂の壁画が火災で焼損したことを教訓に制定された。続いて、水の入った消火器を使った消火訓練も行われた。参加した小学生や住民が実際に体験して、火災から文化財を守る意識を新たにしていた。

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奈良県文化財防火デー法隆寺益田(島根)金堂高津柿本神社
列島ニュースアップ さいたま局
亡くなった小学生の事故 教訓に

一般の人がAEDを使用できるようになって20年が経ち、全国で設置が進んだがAEDがあるにもかかわらず使われない、などの課題も浮き彫りになってきた。AEDが使われずに亡くなった小学生の事故をきっかけに、さいたま市で進められている取り組みを取材した。さいたま市の小中学校で行われているAEDを使った救命教育。さらに教えているのは“AEDを迷わず使う”こと。2011年9月、さいたま市内の小学校に通学していた当時小学6年の女子生徒は駅伝の練習中に倒れ、亡くなった。教師たちは、けいれんなどがあったため心臓が止まっているとは思わず学校に設置されていたAEDが使われることはなかった。女子生徒の母は教育委員会と協力して、教職員向け救急対応マニュアル“ASUKAモデル”を作った。小中学生向けの救命教育の基になった。AEDの設置場所にも変化があった。さいたま市立のすべての公立中学校では校門にAEDが設置された。AEDの校門設置から1ヶ月後の一昨年12月、生徒がAEDを持ち出して倒れた人を助けようと行動に移した。商業施設を訪れていた生徒たちは駐輪場で女性が倒れているのを目撃する。女性の意識がないことを知った生徒は、消防に通報。他の生徒もAEDを探しに走り回る。思いついたのは校門のAEDだった。中学校まで250m。AEDを抱え駐輪場に戻り、AEDはその場に居合わせた大人が装着。女性は救急車で搬送され、一命をとりとめた。専門家はAEDは迷わず使う、行動するには自分事として捉えることだと指摘する。

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ASUKAモデルけいれんさいたま市立日進中学校北区(埼玉)
迷わず使うAED 小学生の事故 教訓に

一柳さんは「こういうの見ると本当に必要だし、自分がこれさえできればと後悔しないためにも必要ですよね」とコメント。取材した中学生は生徒手帳とともにAEDの設置場所が載ってる地図を持っている。生徒たちが設置場所を調べて、地図に落とし込んだという。中学校、高校では学習指導要領にAEDに関する救命教育の実施が盛り込まれている。

福井局 昼のニュース
青山学院大 田中悠登選手 越前市で優勝報告

昨日、青山学院大学陸上競技部・田中悠登選手は、箱根駅伝のあと初めて地元の福井・越前市を訪れ優勝を報告した。田中選手は、箱根駅伝でキャプテンとして9区を区間2位で走り、チームの2年連続総合優勝に貢献した。田中選手は、越前市で毎年開催される菊花マラソンを家族で一緒に走ったことが陸上を始めるきっかけになったと明かすなど、地元の思い出を口にしていた。田中選手は「いつも走ってきたランニングコースだったりそういうところを見ると、小さい頃から頑張ってきた積み重ねが最後に結果に表れた。競技者としては引退しますが、これまで培ったことをこれから中高生に少しでも伝えられる機会があったらうれしいいな思います」とコメントした。

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日本放送協会田中悠登第101回東京箱根間往復大学駅伝競走菊花マラソン越前(福井)青山学院大学
特産「勝山水菜」の収穫始まる

勝山水菜は、甘みとかすかな苦みが特徴の勝山市特産の野菜で、早春の味覚として親しまれている。生産組合の組合長を務める但川隆治さんの畑では、今月19日から収穫が始り作業に追われている。勝山水菜はある程度、成長すると畝に積もった雪を取り除いて、アーチ状にシートをかけてさらに育てる。但川さんによると、今シーズンは少し生育が遅いものの甘みがあり、よいできになっているという。勝山水菜の収穫は3月末ごろまで続く見込みで、地元のスーパーなどで販売されるという。

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勝山市(福井)勝山水菜
秋田局 昼のニュース
大館能代空港で不審者への対応訓練

昨日、秋田・北秋田市の大館能代空港で、不法侵入に備える訓練が行われ、関係者が不審者への対応手順を確認した。訓練には、大館能代空港管理事務所や警察、航空会社など、8つの関係機関から約40人が参加し、空港の制限区域内に不審な男が不法侵入したとの想定で行われた。訓練では、男性警察官が扮する不審者が保安検査場での所持品検査に応じず、警備員の制止を振り切って強引に通過し、搭乗待合室に入っていった。そして、不審者が抵抗したことから現場にいた警察官が応援を呼び、最後は、逃げようとして刃物を振りかざす不審者を、さすまたなどを使って取り押さえていた。また、訓練では航空会社の従業員などが、さすまたを使って不審者を取り押さえる方法を警察官から学んでいた。

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北秋田市(秋田)大館能代空港大館能代空港管理事務所
愛好家が育てたランの作品展

秋田県内の愛好家が育てた色とりどりに咲き誇るランの作品展が、きょうから潟上市の「ブルーメッセあきた」で始まった。この作品展は毎年この時期に開かれていて、会場には県内の愛好家が育てた色とりどりのラン約120鉢が展示されている。最高賞に選ばれた白と紫の「カトレア」を紹介。会場には約10種類、350鉢のランを使った高さ4メートルほどのオブジェも展示され、「奇跡の森」をテーマに、ピンクや青などのコチョウランをチョウに見立てて、森の中を舞う様子を表現している。このほか、ランの鉢植えなどの販売もあり、多くの人がお気に入りのランを買い求めていた。ランの展示は今月26日まで、販売は来月2日まで、オブジェの展示は3月いっぱい行われる。

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カトレアコチョウランチョウブルーメッセあきたラン潟上市(秋田)秋田県
季節の映像
”かや刈り”最盛期 阿蘇

熊本・阿蘇市では「かや刈り」が最盛期を迎えている。人の背丈ほどのかやを、根本から刈り取るという。この日の阿蘇は、最高気温10℃を超えていた。かやの束は全国に出荷され、かやぶき屋根のふき替えに使われるという。

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かや阿蘇グリーンストック阿蘇(熊本)
盛岡局 昼のニュース
「バレンタイン」特設売り場

来月14日のバレンタインデーに向けて、岩手・盛岡市のデパートでは、今日からチョコレートやスイーツの特設売り場が設けられた。デパート「川徳」に設けられた特設会場には、フランスやベルギー、スペインなど海外の26ブランドのほか、国内41のブランドが紹介されている。初出店の7ブランドの商品が並ぶブースでは、果物などの酸味や風味が香るフランスのカラフルなチョコレートや、高知県のブランドが岩手県の酒蔵とコラボした日本酒を練り込んだチョコレートなどが販売されていた。平日にも関わらず、会場内は開店直後から多くの人で、にぎわっていた。

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バレンタイン川徳デパート盛岡市(岩手)
(気象情報)
気象情報

大阪や新潟の映像を背景に、気象情報を伝えた。

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