昨日、秋田・北秋田市の大館能代空港で、不法侵入に備える訓練が行われ、関係者が不審者への対応手順を確認した。訓練には、大館能代空港管理事務所や警察、航空会社など、8つの関係機関から約40人が参加し、空港の制限区域内に不審な男が不法侵入したとの想定で行われた。訓練では、男性警察官が扮する不審者が保安検査場での所持品検査に応じず、警備員の制止を振り切って強引に通過し、搭乗待合室に入っていった。そして、不審者が抵抗したことから現場にいた警察官が応援を呼び、最後は、逃げようとして刃物を振りかざす不審者を、さすまたなどを使って取り押さえていた。また、訓練では航空会社の従業員などが、さすまたを使って不審者を取り押さえる方法を警察官から学んでいた。