NNN ストレイトニュース (ニュース)
赤沢経済再生担当大臣はトランプ政権との2回目の関税協議に向け、出発した。アメリカの求める自動車輸出拡大にどう応えるかが焦点となる。赤沢大臣は5月1日にアメリカのベッセント財務長官らと2回目の関税協議を行う予定。今月16日の初の関税協議の場で、トランプ大統領は日本でアメリカの自動車や農産物が売れていないと主張していた。関係者によると、日本政府は今回の協議で輸入車の安全審査の手続きについて簡略化できる台数を増やす案を提示する方向で検討しているとのこと。アメリカ側がコメや肉、じゃがいもなどの日本向け輸出の拡大に関心を示す一方、日本政府はとうもろこしと大豆の輸入を拡大する可能性を示していて、交渉材料となる可能性もある。