報道ステーション (スポーツニュース)
日本人女性初スーパーフォーミュラに参戦するJujuを紹介。フォーミュラカーレースシリーズはF1を頂点にカテゴリーに別れていて、スーパーフォーミュラはF1の一つ下のカテゴリー。三重県の鈴鹿サーキットを時速260キロで駆け抜けるのは18歳のJuju。Jujuは去年、F3相当のシリーズで5勝し女性ドライバーとして初の年間チャンピオンになった。参加した37選手のうち女性ドライバーは1人だけ。父・英樹さんは元F1ドライバーで3歳からカートに乗り始め、幼少期から大人に勝利していた。14歳からのヨーロッパでの戦いは過酷だった。ヨーロッパの白人社会が発祥のモータースポーツ界では日本人の活躍は歓迎されなかった。Jujuの車だけひどい状態だったこともあったという。大会側へ抗議するも受け入れられず。Jujuは不条理なことをされるのは脅威に思っているからだと考え、諦めなかったら大きなチャンスになると考えた。去年、若手が集うユーロフォーミュラに出場し、Jujuは女性ドライバーとして史上初の優勝を果たした。今年さらに上のカテゴリー・スーパーフォーミュラの参加が決まった。日本女性初、史上最年少での参戦。Jujuは31周完走し、21人中17位となった。モータースポーツの歴史に新たな1ページを刻んだ。