- 出演者
- 中谷しのぶ 澤麻美
オープニング映像。
自民党総裁選が告示された。このあと争点について議論する。
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- 自由民主党総裁選挙
おととい告示された自民党総裁選。40代から70代まで9人で争われることが決まった。高市早苗氏はこの日、神社で必勝を祈願。党員党友を対象にした日本テレビの独自調査で、総裁選で誰に投票するか尋ねたところ、石破茂氏の次に高市氏が22%を占め、2番手につけた。選択的夫婦別姓については慎重で、婚姻前の氏の通称使用を広く認める法案を成立させたいという。今週、8人目の立候補会見を行った加藤勝信氏。厚生労働大臣などを歴任し、安定感に定評がある。知名度の低さが課題。
今週、自民党総裁選に立候補した加藤勝信氏。知名度アップをねらい、娘とともにYouTubeなど動画配信に力を入れている。おととい、SNSなどでマーケティングを行う会社を訪ねた加藤氏に、ウエークアップが同行。人気のインフルエンサーも多く所属しているという。政策では、給食費、子ども医療費、出産費の3つの負担ゼロを掲げる。
ぎりぎりまで推薦人確保に励み、自民党総裁選告示日前日に立候補会見を果たした上川陽子氏。上川氏は法務大臣を務めた際に、オウム真理教の13人の死刑執行を命じたことなどで知られる。会見では、日本の新しい景色をキーワードに掲げ、経済政策や少子化対策を訴えた。
自民党総裁選の争点の1つが、企業が従業員を解雇しやすくするためのルール“解雇規制の見直し”。現在、厳しく制限されているが、緩和するかどうか。石破茂氏は、増大する非正規労働者への対策が必要だと指摘する。
立憲民主党の代表選。野田佳彦氏は、立候補した理由について「お金をかけすぎる独善的な自民党の政治文化を壊すために立ち上がった」、枝野幸男氏は「ごまかしと表紙の付け替えだけで国民をだまそうとしている自民党を倒す」、代表・泉健太氏は「皆様が本当に怒り心頭の裏金問題。我々は本気の政治改革を訴えている」、吉田晴美氏「領収書の要らない政治活動費。公明党は使っていないし、立憲民主党は廃止している。(自民党は)そこをはっきりとしていただきたい」とコメント。立憲民主党の新たな代表は23日に、自民党の新たな総裁は27日に誕生する。
自民党総裁選は過去最多9人の候補者。争点1:「マイナ保険証」移行どうなる?。7月末現在、マイナ保険証の登録者は7451万人。現行の紙の保険証はことし12月、原則廃止される。去年12月に閣議決定されているが、林官房長官は国民からの不安の声があるとして「必要な見直しをする」、河野デジタル大臣は「真意を確認したい」としている。林官房長官の「見直し」発言の狙いについて、白鳥浩大学教授は「他の候補を含め『マイナ保険証』に限らず、すべての政策をゼロベースで検討する機会ができたと言ってよい」「国民の批判がありながらこだわってきた河野氏を批判する意図も当然あったともいえる」との見方。
争点2:選択的夫婦別姓をめぐって。夫婦それぞれ結婚前の名字を選択することができる制度だが、今は選べない。結婚前の仕事の実績やキャリアが分断されるなど起きている。経団連も法改正を求め、6月に提言を発表している。候補者の考えはばらばら。小泉氏は賛成で、1年以内に実施するとしている。白鳥浩法政大学教授は「1年間で実現はかなり困難だが(保守派の反対が根強い)、自民党の党議拘束を外して投票なら不可能ではない」と指摘。白鳥教授は「『個人の選択』と『家族単位』考え方としてどちらを重視するか?家族単位となっている墓などの在り方も議論の対象になる」「運転免許証などの旧称の併記はあくまで併記。旧称だけの記載が認められていない現状をどう捉えるか」との見方。立憲民主党の代表選もあり、23日に投開票される。
日本人24人を含む2977人が犠牲となった米国同時多発テロ。追悼式典ではハリス副大統領とトランプ前大統領も出席していた。この数時間前、2人は初の直接対決。トランプ氏 驚きの攻撃。
初の直接対決。大統領選に向け、米国ABCテレビ主催の討論会に臨んだ2人。まずは最大の争点とされる経済政策。お互いに無策だと批判。賛否が分かれている人工妊娠中絶について問われると、トランプ氏は生まれた赤ん坊を殺すことを容認していると主張。討論は移民問題に。ハリスが不法移民の大量流入を招いたと批判してきたトランプ氏。討論終了後、CNNが世論調査でどちらが勝ったかと尋ねたところ、ハリスが63%、トランプ氏が37%だった。
ドジャース×カブスの試合、大谷翔平は第1打席で打球速度190キロの弾丸ホームラン。第2打席。フォアボールで出塁すると48個目の盗塁に成功。残り16試合、50-50まであと3本塁打2盗塁。
大阪関西万博のシンボル、大屋根リングが1つにつながった。1周およそ2キロ、高さ最大20メートル、世界最大級の木造建築物となった。そんな大屋根リングの内側で、シグニチャーパビリオンの一つ、いのちの遊び場クラゲ館で試験点灯が行われた。プロデューサーの中島さち子さんは「生きている感じがする」とコメント。大阪関西万博の開催まであと半年余り。
野田樹潤18歳。ドライバー名はJuju。先月、世界有数の経済誌、フォーブスジャパンの世界を変える30歳未満30人に選ばれるなど、注目を集めるプロのレーシングドライバー。10歳のころには、現役レーサーと遜色ない好タイムを記録し、その後も数々のレースで優勝したJuju。14歳で拠点を海外に移し、去年ヨーロッパで開催されたレースでは、このクラスで史上初の女性チャンピオンに輝いた。Jujuの歩む道に大きな影響を与えたのは、元F1ドライバーの父、英樹さん。ことし、およそ4年ぶりに拠点を日本へ。Jujuは史上最年少、かつ日本人女性として初めてアジア最高峰ともいわれる全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦することになった。フォーミュラーカーレースはマシンの性能などによってカテゴリーが分かれていて、Jujuが去年まで参戦していたのはF3クラス。スーパーフォーミュラはその上のF2クラスに位置し、世界最高峰のF1を目指すトップクラスのドライバーが、年間全9戦を戦う。ここまでの3戦は苦戦が続いている。21人の中で女性はただ1人。男女差別なく頑張った人が結果を出していくという世界と話すのは元F1ドライバーで日本レースプロモーションの元会長の中嶋悟さん。
レース開始直前の気温は32度。エアコンがついていないマシンで、およそ1時間という過酷なレース。前日の予選の結果を受け、Jujuは最後方からのスタート。レース中、孤独な戦いにも見えるスポーツだが無線から聞こえるチームスタッフの声がJujuを支える。スーパーフォーミュラの見どころの一つタイヤ交換。しかしjujuは右前方の交換で通常の倍ほどの大きなタイムロス。時速300キロの世界では1秒の差ですら大きな遅れとなる。結果は完走したドライバーの中で最下位だった。第5戦は1ヶ月後。
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今年高校を卒業したJujuは春から大学生でレースの合間に通う日々。孫のようにJujuの成長を見てきたのは子供服メーカー・ミキハウスの木村社長。レースの前後には活動報告を兼ねて会いに行く。8月、Jujuの姿はチームの拠点がある静岡に。スーパーフォーミュラでは実際に使用するマシンでの練習が制限されているため普段はシミュレーターを使う。ドライバーの意見とデータを分析してエンジニアやメカニックがマシンを調整する。F1の決勝を走った日本人ドライバーは父を含めて18人、女性は1人もいない。海外でも女性は2人だけでおよそ50年も前のこと。野田樹潤は、モータースポーツはまだ男性社会で300キロ以上出してるスピードから40キロぐらいまで止めないといけない、その一瞬でとめないといけないので、ブレーキを片足で100キロぐらいの力で踏まないといけない、体力的に厳しいスポーツ、男性の倍努力してやっと追いつけるなどと語った。
岡山・美作市はJujuの実家がある場所。誰よりも近くでJujuを支えてきた家族。父・英樹さんは「いい形になったら親としても嬉しい」とコメント。先月25日、栃木・茂木町で迎えたスーパーフォーミュラ2024 第5戦、予選での課題を修正し決勝に挑む。今回は大きなミスはなかったが結果は18位、まだ1年目、経験の差は簡単には埋まらない。日本人女性初のF1ドライバーへ、負けても負けても諦めないをモットーにJujuは走り続ける。小西美穂は、女性は出来ないんじゃないかというステレオタイプを打破する、応援しているなどと話した。
大阪・岸和田市から中継。大阪に秋の訪れを告げる岸和田だんじり祭り。最大の見どころは勢いよく走りながら直角に向きを変えるやりまわしで、カンカン場では、日差し対策もバッチリとされているVIPソファー席は6万6000円から11万円の席までありお土産やフリードリンク、中には弁当まで付いているVIP席もある。懸念は後継者不足。今日は特別に大工方の動きを放送した。