路線バスを使った配達

2024年11月12日放送 13:45 - 13:47 テレビ朝日
東京サイト (東京サイト)

物流業界が現在直面している2024年問題。トラックドライバーの人材不足などによる物流の停滞が懸念されている。あきる野市の集配所の営業エリアはあきる野市の一部と檜原村全域。特に檜原村の配達は1日に片道約40分を2往復して運ぶため、集配の効率化が課題となっていた。4年ほど前から行っているのがあきる野市などで路線バスを運行する西東京バスと連携した取り組み。営業所の近くにあるバス停から檜原村へ配達する午後の荷物をバスに乗せて運んでいる。車いす優先スペースを一部利用している。運ばれた荷物は午前の配達を終えたドライバーが指定のバス停で回収する。そこからはトラックで各家庭などに配達。この取り組みにより営業所から檜原村への往復回数を減らすことができた。西東京バスは荷物の輸送による収入源が確保され、利用人口が減少する路線の維持につながっている。


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