ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜 (ニュース)
「信号機のない横断歩道」で歩行者が渡ろうとしているときに車両が一時停止するかどうか、JAFが実態調査を行った。全国94か所で調査したところ、全国の調査台数は6647台、一時停止した車両は3525台で53.0%だった。ドライバーは横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる時は手前で一時停止をして通行を妨げてはならず、違反すると反則金9000円と違反点数2点となる。基本的に信号機のない横断歩道の手前にひし形が2つ並べて表示されている。「信号機のない横断歩道」で歩行者が渡ろうとしているときに車両が一時停止するかどうか、JAFが実態調査を行った。長野県の一時停止率は87.0%で、9年連続の1位で、全国平均の53%を34ポイントも上回っている。長野県では横断歩道で停まってくれた車に対し“おじき”をする習慣が定着している。
2019年の調査時、3.4%で全国ワーストとなった三重県の当時の様子を紹介。三重県の“停止率”はことし64.3%で14位となった。汚名返上をはかるべく警察やJAFが運送会社やタクシー会社などのプロドライバーに向けて啓発をしたところ、改善されたという。岐阜県の小学6年生の堀煌太さんは横断歩道で止まってくれない車のマナーの悪さに困り、夏休みの自由研究として調査。「よく止まってくれる車」はトラックや大きい車、いかついにいちゃんで、「あまり止まってくれない車」は背が低い車やおばあちゃんという結果となった。また「運転手に向けてアイコンタクトをすると止まりやすい」という実証データもあり、警察も感服したという。