イット！ （ニュース）
フジ・メディアHDの株主総会が終了し、新取締役11人が選任。フジHDは11人・ダルトンは12人を提案していて、取締役の定員は最大18人。議決権全体の過半数の賛成で承認され、フジHD提案の11人全員が選任される結果となった。企業ガバナンスについて清水社長は「人権尊重を経営の中心に置く揺るぎない企業文化の構築に取り組む」と話し、ダルトン側はフジテレビ経営陣を外部から招聘するなどガバナンス改革を行うことを主張。不動産事業についてダルトン側は放送事業・不動産事業の分離を主張し、フジHDは両方を伸ばしていきたいと分離はしないとしている。桜美林大学・西山准教授は「今後も安泰ではない。コンプライアンスのアピールをしていくことは必要」と話している。