イット! (ニュース)
「SNS監修はPR会社に依頼する」。斎藤知事陣営のSNS戦略めぐり、神戸市議から新たな証言。去年に行われた兵庫県知事選挙では、「斎藤知事のSNS運用など広報全般を請け負った」とネットに投稿したPR会社に、71万5000円の報酬が支払われ、斎藤知事とPR会社社長が公職選挙法違反の疑いで刑事告発されている。陣営側は、報酬はポスター制作など法律で認められた範囲で支払ったもので、「SNS運用などはボランティアとして無償で行われた」と説明してきた。一方できのう、神戸市の市議会議員は選挙前、陣営に動画編集などの支援を申し出たところ、「SNS監修はPR会社へ依頼した」と断られていたことを明らかにした。神戸市の上原みなみ市議は「試しに撮影してほしいと依頼され、1本動画を作りました。しかし、翌日6日朝、広報担当者K氏からSNS監修は(PR会社)にお願いする形となりましたというLINEが届きました」と明かした。斎藤知事は「我々としては法令への対応含めて適切にやってきたと思っている」と、改めて違法性について否定した。PR会社には取材を申し込んでいるが、回答を得られていない。