ニュースウオッチ9 (ニュース)
円相場や株価に影響を及ぼす米国の先月の雇用統計が発表され、農業分野以外の就業者は、前の月より25万4000人増加し、15万人程度の増加を見込んでいた市場予想を大きく上回った。失業率は前の月から0.1ポイント下落し、4.1%だった。米国の労働市場は減速傾向が見られていたが、今回の雇用統計では堅調さが示された形で、FRBの今後の利下げのペースが焦点となる。4日のニューヨーク外国為替市場では、労働市場は堅調だという受け止めが広がり、円を売ってドルを買う動きが進み、一時1ドル148円台まで円安ドル高が進んだ。
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