サタデーステーション (ニュース)
銘柄米に備蓄米、さらに輸入米と様々なコメが入り乱れる状況となっている。今後店頭価格はどうなっていくのか。コメの流通に詳しい流通経済研究所の折笠俊輔氏によると随意契約による備蓄米は古古米は約2000円、古古古米は約1800円で推移。流通に時間がかかっていた2023年産の古米については落札価格が高かったこともあり約3000~3500円で推移、この価格はカリフォルニア米とほぼ同じ価格だという。そして銘柄米は7月に入れば3000円台後半の~4000円台後半になるだろうとそれぞれ予想。政府はこれまでの生産調整(事実上の減反政策)を見直す方向で調整に入っているが、安定供給と適正価格のバランスをどう保つかが問われている。