カズレーザーと学ぶ。 カズと学ぶ 血液型&県民性
同じ日本人でも東北・九州には似たような体質が存在し、関西・中国では真逆の傾向がみられる。なぜ体質の地域差が出るのかを紐解く。縄文時代の文化はシベリア方面、骨の形は東南アジアに近いため、縄文人のルーツはどちらなのか長く謎だった。そこで、太田先生のグループは東南アジア各地の遺跡から見つかった骨と縄文人の骨の遺伝子情報を比較。すると、現在のラオス周辺に住んでいた古代人の遺伝子と近いことが判明した。東南アジアから、当時は大陸と陸続きだった日本へ移動し、その後海面上昇で日本列島が大陸と分離。そこに残されたのが日本人の祖先・縄文人。その後、大陸から海を渡ってきた人と交雑し現在の日本人が誕生。そのため、いまも日本人は縄文人遺伝子を色濃く引き継いでいるという。縄文人度合いが高い地域と低い地域では太りやすさやアレルギーなど、体質・病気リスクに差があるのか?