グッド!モーニング きょう注目NEWS
賃上げが注目される中、上場していない企業が半年ほど前から導入しているのは社内で仮想株式を発行するという新たな還元制度。社員に対するボーナスの一種で、役職などに応じてポイントが社員に付与される。会社の業績が上がれば株価も上昇。それに伴いポイントも上がり、現金化する事もできる。この会社は「現金化できるのは付与から3年後」などの条件をつけ、現金化する前に退職すると仮想株式は消滅する仕組み。社員はいつでも保有ポイントを確認可能なため、モチベーションの向上にもつながっている。TMC・村田隆雄社長は「役職が上がればメリットが発生することで役職拒否もなくなった」とコメント。この制度を提供する会計事務所によると仮想株式の導入は社員の退職防止にも効果的だという。