私の幸福時間 (私の幸福時間)
三重県桑名市は東に愛知県と接し、江戸時代は城下町・宿場町・港町の3つの顔を持っていた。水谷芳春さんは桑名市の地域コミュニティ局に務め、生涯学習の施設の管理や運営の責任者をしている。月に3回幸福時間があり「針穴写真機」である。針穴写真機は被写体から反射した光を小さな穴を通して画像をとらえる仕組みである。昭和の時代には小学校の工作などで人気を集めていた。20年前に市の企画展で明治時代の写真家を紹介したのがきっかけでカメラに興味を持ち、作るようになった。真っ暗になる容器ならできるので、色々なもので挑戦している。地元で取れるハマグリの貝殻でもやってみた。撮影にかかる時間は長い時は20分ほど、ハマグリのカメラは小さいので数分で終わる。結果の良し悪しは現像するまでわからない。
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